社会人となると仕事で疲れてしまい、勉強したいことはあるけど中々やる気になれない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本人の平均勉強時間は6分という話も聞きますので、社会人になってから何か勉強しようと思っているだけでも凄い事だと思います。
すでに勉強を頑張っている人やこれから頑張ろうとしている人向けに記事を作成しました。
社会人になってからの勉強には特徴的なメリットがある
社会人になってからの勉強法について、以下で詳しく解説していきます。
社会人になると、学生時代とは異なる勉強環境になることが多いため、勉強することが難しくなることがあります。
しかし、社会人になってからの勉強法には、学生時代とは異なるメリットもあります。具体的には、以下のような特徴があります。
『目的意識が強い』
社会人になると、自分が勉強することの意義や目的を強く意識するようになります。例えば、仕事で必要なスキルを身につけるためや、キャリアアップのために資格を取得するなど、具体的な目的が明確になっています。
学生時代にみんなが受けているから自分も英検を受けてみようなどと周りがやっているから試験を受けた経験がある方も多いのではないでしょうか?私もその一人でした。
そんな経験上、私のように大した目的意識がない人よりも、推薦で使うためなど目的を定めて受験している人の方が点数も良く、合格している人が多かった印象があります。
『経験や知識があるため、学びやすい』
社会人になると、学生時代に比べて経験や知識が豊富になります。そのため、新しい知識やスキルを学ぶときにも、既に持っている知識や経験を活かして、学びやすくなることがあります。
FPなどはこれがかなり当てはまる試験だと思います。学生の頃から税金や保険について気にしている人は稀かと思いますが、社会人になると身の回りの話となり自分ごととして捉えやすくなり、頭にも入りやすくなります。
『ビジネスシーンに役立つ知識やスキルを身につけられる』
社会人になってからの勉強は、ビジネスシーンで役立つ知識やスキルを身につけることができます。例えば、私は宅建士の資格を持っており、不動産業界で働いているのですが、試験のために勉強した内容が実務で活かされたり、一定以上の役職に就くためには宅建に合格しなければならないといった規則があり仕事では非常に役立っています。
『自分に合った勉強法を見つけやすい』
勉強を継続するためにも目的やスキルに合わせて、自分に合った勉強法を見つけることが重要です。残業などで時間が不規則な方は、オンライン講座や通信教育など、ある程度時間に融通は効くが自分一人では続かない方はスクールに通うなど、お金がかかるものでも学生の頃より選択の幅が広くなるでしょう。私は学生時代にお金がなかったので、独学で宅建を勉強しましたが、かなり時間がかかってしまいました。自分のスケジュールに合わせて勉強時間や場所、勉強方法を選択しやすいのは社会人にとって心強いですね。
スケジュール管理の重要性
社会人になると、仕事やプライベートで忙しくなりがちで、勉強時間を確保することが難しくなります。しかし、スケジュール管理を行うことで、効率的に勉強時間を確保することができます。
『スケジュール管理の重要性』
スケジュール管理をすることで、有効に時間を使うことができます。私もよくだらけがちなのですが、100円ショップでホワイトボードを購入し、冷蔵庫に貼り付け、今日やることを書き出し優先順位をつけるといったように視界に入るように予定を作り完了したものを線を引いて消していくといったことをしていました。これを行うことで、線が引かれていないのがモヤモヤするようになり、完全にとは行きませんでしたが、多少娯楽を後回しにしてホワイトボードのリストを削除したい欲求が強くなり、時間を有効に使えるようになりました。
スケジュール管理をすることで、ストレスを減らすことができます。どうしても気分だけで続けようとすると勉強に取り掛かるまでがストレスになってしまいますのであらかじめ〇〇をしたら勉強をするなど予定を立ててしまった方が、続きやすいです。また、ご飯を食べた後に歯を磨く、家に帰ったらお風呂に入るなどのように無意識にできるようになると余計なストレスがかからなくなります。
『スケジュール管理のポイント』
優先順位をつけることが大切です。最優先で行わなければならない仕事や予定を決め、それに合わせて勉強時間を確保するようにしましょう。
時間の使い方を考えることが重要です。通勤時間や休憩時間など、空いた時間を有効に使うことができるかどうかを考えましょう。
柔軟に対応することも大切です。急な仕事の依頼やイベントなどが入った場合には、スケジュールを調整し、無理のないようにスケジュールを立てましょう。
『スケジュール管理のコツ』
リアルタイムでスケジュールを更新することが大切です。予定が変更になった場合には、すぐにスケジュールを変更しましょう。
週単位、月単位でスケジュールを確認することが必要です。予定を見直し、計画を立て直すことができます。
自分に合った勉強法の見つけ方
社会人になると、学生時代とは異なる勉強環境になることが多く、自分に合った勉強法を見つけることが重要です。しかし、どのような勉強法があるかや、自分に合った勉強法を見つけるためにはどうすれば良いか、分からないという方も多いと思います。そこで、以下では、自分に合った勉強法を見つけるためのポイントや、代表的な勉強法を紹介します。
自分に合った勉強法を見つけるためには、以下のポイントを押さえることが大切です。
『自分の学習スタイルを知る』
自分がどのような方法で情報を受け取り、処理するかを知ることが大切です。例えば、聴覚型、視覚型、読書型、実践型など、人によってはそれぞれ得意な方法が異なります。自分が得意な方法を把握することで、より効率的に勉強することができます。
『目標を明確にする』
勉強する目的や、達成したい目標を明確にすることが大切です。何のために勉強するのか、どのような結果を出したいのかを明確にすることで、効果的な勉強法が見つかりやすくなります。
『試行錯誤する』
自分に合った勉強法を見つけるためには、試行錯誤することが大切です。色々な勉強法を試してみて、自分に合った勉強法を見つけましょう。本や教材を使用しての学習が合っている人もいれば、動画で動きがあった方がわかりやすい、音声のみで隙間時間に学習が効率が良く自分に合っているなど色々と試してみて自分に合う方法を模索してみましょう。
『 周りの人から学ぶ』
周りには、様々な勉強法を使っている人がいます。自分に合った勉強法を見つけるためには、周りの人から学ぶことも重要です。同僚や先輩からアドバイスをもらったり、勉強仲間を作ることで刺激を受け、自分に合った勉強法を見つけることができます。
『継続することが大切』
自分に合った勉強法を見つけたら、それを継続することが大切です。短期的な成果を求めるのではなく、長期的な視点で取り組むことが重要です。定期的に自分の勉強法を振り返り、改善点を見つけながら、着実に成長していきましょう。
継続に関する記事はこちらから
実践的な勉強法の紹介
社会人になってからの勉強は、仕事やキャリアアップに直結するため、効果的に学ぶことが求められます。ここでは、ビジネスマンに役立つ資格試験対策の勉強法など、実践的で効果的な勉強法を紹介します。
『スケジュールを作成する』
最初にやるべきことは、試験までの期間を計算してスケジュールを作成することです。これにより、勉強時間をうまく配分し、試験までに必要な項目をすべてカバーできるようになります。おすすめは『スケジュール管理の重要性』でもあげた通り目に見えて分かるようスケジュールを設定しておく事です。
『試験範囲を確認する』
試験範囲を確認し、重点的に勉強するべき内容を明確にしましょう。試験に関連するすべての教材を収集して、勉強する前に読み込むことが重要です。資格試験でありがちなこととして、難しい割にそこまで重要でなかったり、簡単な割に頻繁に試験に出題されるなど過去問を見ることでおおよそどこを重点的に勉強した方がいいかを確認できます。
『効果的な学習方法を使用する』
効果的な学習方法を使用することが重要です。独学での勉強の際はスケジュール管理と下記の『実践問題を解く』、『グループで学ぶ』を参照していただければよろしいかと思いますが、難しい試験になればなるほど独学では壁にぶち当たり、挫折の原因ともなります。そのため、分かりやすい講義で質問に対しても回答してくれる講座を受講するのもオススメです。
『実践問題を解く』
実践問題を解くことで、理論的な概念を実際の問題に適用する方法を学ぶことができます。過去問を通して、以前解いた問題と同じような事が出題されたのに間違えてしまったということはよくあることです。なぜ間違えてしまったかを問題の出題文を比較し理解することで、次に同じような問題が出題されても間違えなくなります。
問題解決能力を向上させるために、定期的に模擬試験を行うこともおすすめです。
『グループで学ぶ』
友達や同僚と一緒に勉強することで、他人の知識や洞察力を共有することができます。また、グループで学ぶことで、自分が理解していなかった部分を教えてもらうことができます。
私の経験としておすすめのアプリがみんチャレというアプリです。最大5人の共通の目的を持った人たちでチームを作ってその日の成果を報告し合うので、自分もやらなきゃとモチベの維持⇨習慣化といった好循環が起こりやすいため、かなりおすすめです。
みんチャレ公式サイトhttps://minchalle.com
『健康的な生活を送る』
健康的な生活を送ることも、効果的な勉強に必要です。十分な睡眠をとり、バランスの取れた食事を摂ることで、脳の働きを最適化することができます。
以上が、資格試験対策の勉強法の一部です。これらの方法を実践することで、試験に合格するための準備ができます。
まとめ
社会人になってからの勉強はいかに時間を作り出せるかが重要になり、スケジュール管理や自分に合った勉強法の見つけ方などを模索していく必要があります。しかし、学生の頃と比べ勉強する目的が明確になりやすいなどメリットがあり、有効に時間を活用することで、仕事やキャリアアップに役立てることができます。
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